カードにスマホをかざすだけでWiFiに接続?所要時間3分で設定
かざしてWiFi接続対応機種は?
結論、NFCタグにスマホをかざす接続方法で実用的なのはAndoroidスマホのみです。iOSもNFCタグの読み取りに対応しているもののアプリ無しではURLしか読み取ることはできません。WiFi接続のためにアプリをダウンロードするのは本末転倒なのであまりお勧めできません。
そもそもNFCタグの読み書きに対応している機種は?
iOSとAndroidそれぞれの対応機種はこちらのページにまとめていますのでご参照ください。
Androidの接続方法は?
AndroidスマホでWiFi情報を書き込んだNFCタグを読み込むにはスマホをかざすだけです。
iOSの接続方法は?
iOSでもiPhone7以降ではNFC通信に対応しています。しかしながらアプリ無しでは読み取れるデータはURLのみです。
下記のようなNFC読み取り用のアプリをダウンロードすればiOSでも接続可能です。
iOS用には後述するQRコードをカメラで読み取り接続する方法がおすすめです。
NFCタグ、ICカードへWiFi情報を書き込む方法
NFCタグ、NFC対応スマホを準備
費用はICカードもしくはNFCタグの入手にかかる数百円もしくは既に持っている場合は無料です。
ICカードは当社運営のWemicaカード、他NFCタグで代用可能です。
それぞれ下記のNFCタグがおすすめです。
シールタイプの場合
カードタイプの場合
下記のアプリは無料で読み書きるのでおすすめです。
Android: NFC Tools
iOS: NFC Tools
アプリに情報を入力
NFC Toolsを開き「書く」 > 「レコードを追加」から「WiFiネットワーク」お持ちのWiFi機器の情報を入力 > 「OK」をタップしてください。
「書き込み」を押してNFCタグをスマホにかざすとWiFiの接続情報を持ったNFCタグが完成します。
NFC非対応機種への対応は?
先述のようにiOSでは不便な場合も多いです。
そんな時にはWiFiの接続情報を持ったQRコードを作成してはいかがでしょうか。
WiFi接続情報を持ったQRコードの作り方
Webブラウザ上で簡単にQRコードを生成することができます。
以下のようなページにアクセスしWiFi情報を入力してください。
カメラでQRコードを読み込むとWiFiへ接続されます。
実用性・感想
WiFiの接続情報はたしかに不便に感じることが多いので、今回の方法は不特定多数の方が来るレストランやカフェ、ゲストを家に招く際など便利に使えるアイデアだと感じます。
またゲストにパスワードを見せなくとも接続できるのも大きなメリットです。
一方今回の方法で接続できるのは実際上はスマホのみになります、NFCタグの場合Androidにさらに絞られるので実際の運用上ではICカードに接続情報を書き込むのと併せてQRコードを券面に印字したいところです。
またPC用にSSIDとパスワードを併せて印刷すると網羅できますのでおすすめです。
Smart Tech Lab編集部
(スマートテックラボ編集部)
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